娯楽と勉強
世の中の風潮がどうなっているかはよく知らないですが、娯楽は勉強の妨げになると思っている人も多いのではないかと思います。
私自信、妨げになった場合と勉強の助けになった場合があるので、とりあえずそれぞれの例を上げていきたいと思います。
妨げとなった例
私が中学3年生の時、私は市立の中学校に通っていたため、高校受験の受験勉強をしていました。自分で言うのもなんですが、私は勉強がそれなりにできたので頭のいい高校を目指していました。
そんな中学三年の夏休み、部活もなくなった私は両親が共働きでしたので、昼間は1人でした。そして、私は本来すべき勉強をたいしてせず、YouTubeでゲーム実況をみまくっていました。この習慣は夏休みが終わっても抜けることなく、結局中学校三年生の一年間はかなりの時間をゲーム実況の視聴に使い、第一志望、第二志望の高校に落ちてしまい、第三志望の高校へと進学しました。この高校の話はまたいずれしたくなった時に…
もちろん、ゲーム実況をみていた時間を全て勉強に回していたら受かったかどうかについては神のみぞ知るところですが、全力で高校受験に挑んだかどうかで言えば、全力だったとは言い切れないと思いますし、その原因の一端には大量に見たゲーム実況があることは間違い無いと思います。
ただ、この見まくったゲーム実況は次の助けになった場合に繋がっていくのです。
助けとなった例
前述した通り、私の中三はゲーム実況の視聴にかなりの時間を費やしました。
では、このゲーム実況の視聴が完全に無駄になったのかと言えばそうではありません。
当時、私がもっともはまっていたのはminecrafrtのゆっくり実況で、その中でも特に大量のMODを入れたものを好んで見ていました。当時誰の実況を見ていたかはあまり思い出せませんが、minecraftのMODはアイテム名が英語のものが多くあり英単語の習得にある程度役に立っているのは間違いありません。
例えば、工業化MODにあるcrop harvesterでcropやharvestという単語を知りました。
また、実況自体は日本語で、ゲームは英語で日本語字幕がつくようなゲームのゲーム実況を見て、頑張って英語を聞き取ろうとしたことはリスニング力の強化に役だったはずです。実際、受験期にもっとも得意としたのは英語のリスニングでした。
結論
私の実体験として、ゲーム実況という娯楽は勉強の助けにも妨げにもなったことは例より確かです。それでもこの例を見れば、妨げとなったことの方が大きく、全体的にはゲーム実況を見なかった方が良かったように見えるでしょう。
しかし、本当にそうなのでしょうか。私はゲーム実況がなければ勉強したのでしょうか。
答えはおそらく否です。なぜなら、私がゲーム実況にハマる前は、本や漫画を読み、読んでいない時間はぼーっとしているような人物だったからです。
つまり、私からYouTubeを取り上げたところで、今までゲーム実況を見ていた時間が何かに変わるが、それは断じて勉強ではなかった。ということです。
最後に
では、どうして私は受験勉強をして大学に通ってレポートや試験に苦しんでいるのでしょうか。
それは、私が勉強というものを面白いと感じたからです。
確かに、中学時代までの勉強は本当につまらないものでした。勉強なんて嫌いでした。それが高校に上がって、中学校より高度なことを学ぶようになり変ったのです。
もっともっと高度なことを勉強したい。大学で物理がやりたい。
この気持ちがあったからこそ、大学受験をしたのです。
勉強に面白さを見出したからこそ勉強するようになったにすぎません。勉強は娯楽の一つであるのです。
これ以上はグダグダと内容が堂々巡りしていきそうなので、この話題はこの辺で辞めたいと思います。また何か思いついたら投稿します。