理系大学生のささやき

物理に通う大学生が日頃の思いを呟きます。日頃色々と思うことのメモの役割も果たしています。

考え、自己解決することの重要さ

はじめに

 前のブログで書いたように私は中学時代に勉強をほとんどしませんでした。

 そんな私も、大学入試においてはそれなりに頑張ったわけですが、そんな2年前の記憶を思い出しながらこれを書いています。

 

 私が大学入試を通して強く感じたことは

自分で考えることの重要さ

です。

 勉強をするときに考えながらしたかどうかで身につくがどうかが大きく変わってくると思っています。それが顕著に現れるのが受験勉強です。

 それはなぜかと言えば、受験勉強ではやることの範囲が決まっており、問題集を解くにせよ、予備校に通うにせよ、同じような勉強をしているひとがすごく多いからです。たくさんの人々が同じ範囲を勉強し、同じ問題を解いてその点数を競うのであるから、人によって伸びに差ができるのです。

 その伸びの差というのは、例えば同じ問題集を解いた結果の模試の点数の伸びが人によって違うといったことで目に見えて現れます。

 考えることの重要さとは

 そこで感じた自分で考えることの重要さというのがといういうことか話していきたいと思います。

 私は大学受験の勉強において予備校を利用しました。国立を受けるための社会と英語の授業をとったのですが、これは十分に役に立ったと思います。

 理系の主要科目である数学、物理、化学は自学だったのですが、大学受験はそれに特化した問題集が大量にあります。そんな中で何を使うか。まずこの段階ですでに考えるべきことが入ってきます。

 問題集を選ぶ上で考えるべきこと

 まず最初に述べておきたいことは、私は基礎をないがしろにしているわけではない。ということです。これから述べることは教科書レベルの基礎はできている前提で話しています。

 問題集を選ぶときに自分のレベルに合っていなければならないなどということは無い。と思っています。というか、自分のレベルの問題は解けるからこそ自分のレベルの問題なのですから、解ける問題ばっかりの問題集をやることに大した意味はないのではないのでしょうか。

 したがって、選ぶべきは自分の少し上をいく問題集だと思います。そんなものが存在しないすべてできる人は外積やベータ関数でも学んでいてください。大学入試の計算が楽になることがあります。

 また、レイアウトの好き嫌いは結構モチベーションに関わってくるので重要視してもいいと思っています。

問題集を解く上で考えるべきこと

 問題集を買ったら、それだけで満足せず最後までやりきることが必要です。大学入試をする上でおそらく問題集を三周しなさいなどと言われることがあると思います。

 本当に三周できるのならやるのはすごく効果的です。でも中にはいるでしょう。

一回解いた問題もう一回解くのつまんない

という人。かくいう私もそういう人の1人でした。こういう人は二周目すらできない可能性が高いです。ではそういう人はどうするべきなのかと言えば、

一周で完璧にしてしまいましょう。

 ここで出てくるのが考えることの重要性です。問題集を必死に考えながら解くのです。

 自分の解ける問題よりレベルの高い問題集を買っているので、解けない問題が出てくることもたたあります。そんなとき解説を見るのは何も問題ありませんが、解説を読んで自分がその回答に至るにはどのように考えればよかったか、その問題の解放を応用すれば他にどのような問題が作れるかということまで考えて私は解いていました。

 そこまで考えて解けば、一回だけ触れた問題でもすごく印象に残り、類題を間違えなくなっていきます。

 問題集を二周以上できない人なのですから、この調子ですべて終わったら別の問題集に移行しましょう。大学入試に出てくる問題は種類が限られています。別の問題集でも、類題が多いですし、大丈夫です。

最後に

 こうやって考えなが勉強していけば、同じ問題集を一回解いただけでもかなりの伸びを見せることができるでしょう。そして最後に考えるべきことは自分が今何を学ぶべきかということです。一口に化学といっても、理論、有機、無機とあります。自分が何を学ぶべきか。そして、最悪何を捨てるかもしっかりと考えてください。

 私が受験期に使っていた問題集はまたいつか機会があったら書きたいと思います。

それではまた。